伝統的で偉大なヴィンテージと称される2019限定入荷






“ヴィア・ヌオーヴァ”バローロ 2019 /750ml



商品説明
"Via Nuova"Barolo 2019
バローロ村、モンフォルテ・ダルバ村、セッラルンガ・ダルバ村の6つのクリュのブドウをブレンドして造られる、クラシックなスタイルのバローロ。ドライフルーツや赤いベリーの香り、柔らかさと厳格さを併せ持つ、バランスの取れた味わいです。温度管理したステンレスタンクでアルコール発酵。その間ルモンタージュとピジャージュを頻繁に行います。半量はライトトーストのバリック(新樽比率30%)で、半量は2000リットルのオーク樽で24ヶ月熟成後、12ヶ月瓶内熟成。
■ピラー社による2019年の栽培レポート
2018年とは異なり、2019年のヴィンテージはより従来型の気候の経過が特徴的でした。この年のブドウ畑の作業は、2月まで続いた冬のためにゆっくりと始まりました。これにより春の到来が遅れ、3月中旬まで雨と低温の時期が続きました。それでも、4月中旬に土壌に蓄えられた水分のおかげで、冬の降雨量が少なかった影響を補いながら正常に成長しました。
5月いっぱい続いた平均的に温暖な気温ながらも変わりやすい天候により、前数年に比べて約2週間の生育遅れが確認されましたが、より伝統的な成長パターンと一致していました。6月の高温と土壌中の水分が相まって、急速な植物成長の条件が整い、ブドウの生産者は植物保護の問題をコントロールするのに非常に注意が必要でした。
シーズン中で最も暑い時期は6月の最終週から7月の初週にかけて記録され、その後は温暖な気温と雨が交互に訪れる日が続きました。夏の第2の熱波は7月末に記録されましたが、これは時折激しかったものの、ブドウの樹にダメージを与えることはありませんでした。8月は穏やかな気候でしたが、9月はランゲで唯一記録された雹から始まり、9月5日には季節で最も激しい嵐により一部の限定された地域にかなりの被害をもたらしました。被害は大きかったといえますが、幸いにも比較的局地的で、アルバ周辺の丘の2か所に集中し、バローロ、バルバレスコ、ドリアーニの多くの生育地域には影響がありませんでした。
収穫は9月中旬頃にドルチェットから始まり、バルベーラ、ネッビオーロと続けて途切れることなく行われました。すべての品種で生産量が少し減ったことで、品質とバランスが向上しています。ネッビオーロと並んで、バルベーラは畑の違いが最も顕著に表れる品種の一つであり、夏の暑さのピークが私たちの生育地域としては通常範囲内の気温を伴って、収穫時に優れたフェノールレベルに達しました。昨年より少し低いアルコール潜在能力ではありますが、酸味はしっかりしています。特に注目すべきは、高いアントシアニンの蓄積で、品種の遺伝的特性を考慮すると、ワインには素晴らしい色が期待できます。結論として、このヴィンテージは量が昨年に比べて若干減ったものの、優れた品質を誇る伝統的なものと言えます。
ヴィア・ヌオーヴァのブドウは10月12日と17日に収穫しました。2019年の生産本数は14,826本(750ml)/278本(1500ml)です。
<E. PIRA E FIGLI>
ピラー社は、ピエモンテ州バローロ村の入り口に位置し、バローロ村のカンヌービとテルニ、モンフォルテ・ダルバ村のモスコーニなどに畑を持つワイナリーです。オーナーであり醸造責任者でもあるキアラ・ボスキス女史が最も重要視しているのが、畑での手仕事。細心の注意を払い、土壌に敬意を持って栽培を行っています。化学肥料や除草剤などは一切使用せず、環境への影響を最小限に抑えた形で最高のブドウを栽培しています。
ピラー社の歴史は、1637年、サヴォイア家に仕えていたサルデーニャ州出身の軍人ガスパル・ピラーに褒章としてバローロの土地が与えられたことから始まります。1800年代末には、E.Pira&Figli(ピラー)社としてバローロの土地でワイン造りが始められました。かつてのオーナーであるルイージ・ピラー氏は伝統的なバローロの造り手で、伝統的な醸造方法を好み、破砕を足で行う等、いかなる技術の助けも得ることなくワイン生産を行っていました。ルイージ・ピラー氏を最後にピラー家の男系が途絶えると、ワインの伝統を守るため、ボスキス家にワイナリーを譲渡しました。
ピラー社は当初から非常に高く評価されていましたが、新進気鋭のワインメーカーとして名を馳せていたキアラ・ボスキス女史が1990年にワイナリーを受け継いだことで、さらに注目を集めることなりました。キアラ女史は同じくピエモンテ州のラ・スピネッタ社のジョルジョ・リヴェッティ氏とも親交が深く「よいワインはよいブドウから」という共通の栽培哲学を持って畑での仕事を厳密に手作業で行っています。
生産者 | ピラー E. Pira & Figli |
---|---|
産地 | ピエモンテ |
分類 | 赤ワイン |
内容量 | 750ml |
アルコール度数 | 14.5% |
ブドウ品種 | ネッビオーロ |
格付 | Barolo D.O.C.G.(D.O.P.) |
ボディ | フル |
飲み口 | 辛口 |
栓 | 天然コルク |
おすすめ料理 | 牛肉の赤ワイン煮込み、タヤリン、ポルチーニ、チーズ |
主な受賞歴 |
2016年 ワイン・スペクテーター(アメリカ) 95p 2012年 ビベンダ/4グラッポリ(イタリア) 2017年版 2012年 ヴィーニ・ディタリア(ガンベロロッソ)/2ビッキエーリ (イタリア) 2017年版 2011年 ビベンダ/4グラッポリ(イタリア) 2016版 2011年 ヴィーニ・ディタリア(ガンベロロッソ)/2ビッキエーリ (イタリア) 2016年版 2010年 ビベンダ/4グラッポリ(イタリア) 2015版 2010年 ヴィーニ・ディタリア(ガンベロロッソ)/2ビッキエーリ (イタリア) 2015年版 2009年 ビベンダ/4グラッポリ(イタリア) 2014年版 2009年 ヴィーニ・ディタリア(ガンベロロッソ)/2ビッキエーリ (イタリア) 2014年版 2008年 ビベンダ/4グラッポリ(イタリア) 2013年版 2008年 ワイン・アドヴォケート(パーカーポイント) (アメリカ) 95p 2008年 ヴィーニ・ディタリア(ガンベロロッソ)/2ビッキエーリ (イタリア) 2013年版 2007年 ビベンダ/4グラッポリ(イタリア) 2012年版 2007年 ワイン・アドヴォケート(パーカーポイント) (アメリカ) 93p 2007年 ワイン・スペクテーター(アメリカ) 93p 2007年 ヴィーニ・ディタリア(ガンベロロッソ)/2ビッキエーリ (イタリア) 2012年版 2006年 ビベンダ/4グラッポリ(イタリア) 2011年版 2006年 ワイン・アドヴォケート(パーカーポイント) (アメリカ) 95p 2006年 ヴィーニ・ディタリア(ガンベロロッソ)/2ビッキエーリ・ロッシ (イタリア) 2011年版 |
原産国 | イタリア |


【販売中の商品について】
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・ワインのヴィンテージの管理を行っておりますが、ご注文のタイミングによりヴィンテージが切り替わることがございます。商品名と異なるヴィンテージになった場合、ヴィンテージ変更のご連絡をさせていただきます。