イタリアット パスタソースで作るアレンジレシピ vol.1
春キャベツとチーズのポークルーロー プッタネスカソース
2023.3.10
2023年春、リニューアルしたItali@ - イタリアット - パスタソースシリーズ。一回目はパスタで召し上がっていただいて、二回目をアレンジメニューで楽しんでいただく、そんなレシピを料理研究家の西祐子さんに教えていただきました。今回使用するパスタソースはプッタネスカ。プッタネスカとは南イタリアはカンパーニャ州ナポリの名物料理で、「娼婦風」というちょっとビックリする名前のついたパスタです。娼婦を思い出すような刺激的な味わいや、アンチョビやケッパーなどの保存食だけで作れるので忙しい娼婦でもサッと料理できたなど、その名前の由来は諸説あります。塩味と酸味、辛味の調和した味わいが人気です。ルーローはフランス料理でクルクル巻いたという意味。今回は詰め物のファルスを作り、豚肉で包むポークルーローです。
目次
春キャベツとチーズのポークルーロー プッタネスカソースのレシピ
柔らかくみずみずしい春キャベツがたっぷり入る、春におすすめのメイン料理です。 プッタネスカソースさえあれば、フライパン一つでできるお手軽さも魅力。 ロゼワインや軽めの赤ワインと一緒にお召し上がりください
<材料>
2~3人分
- イタリアット
プッタネスカソース - 170g
- 豚ローススライス
- 8枚
- にんにく
- 1片
- ローズマリー
- 1枝
- 春キャベツ
- 1/8個分(約170g)
- ベーコン(塊のもの)
- 30g
- シュレッドチーズ
- 40g
- イタリアンパセリの
みじん切り - 大さじ1
- 白ワイン
- 50cc
- 塩、胡椒
- 適宜
- オリーブオイル
- 適宜
- イタリアンパセリ
- 適宜
ーファルス
<作り方>
- ①ファルスを作る。
- 1) キャベツは千切りにし、ベーコンは棒状に切る。
- 2) フライパンに少量のオリーブオイルを熱し、ベーコンを炒める。火が通ったら、キャベツを加
え、しんなりするまで炒める。軽く塩胡椒をして味を調える。バットに広げ、粗熱を取る。 - 3) 細かく刻んだシュレッドチーズと、イタリアンパセリのみじん切りを加え、混ぜ合わせる。
- ②豚ローススライスを2枚、長方形になるように少し重ねて広げ、粗熱の取れた①のファルスをのせて、少しきつめに巻く。巻き終わりを下にしてバットに並べる。塩を少々する。
- ③①で使ったフライパンをキッチンペーパーなどできれいにしてから、オリーブオイルとつぶしたにんにく、ローズマリーを熱し、オリーブオイルににんにくとローズマリーの香りを移す。ローズマリーは取り出す。
- ④②の豚肉の巻き終わりを下にして入れ、焼き色をつける。巻き終わりがしっかりと焼き固まったら、転がしながら中火で全体に焼き色をつける。バットに取りだし、胡椒をする。
- ⑤④のフライパンに白ワインを加え沸騰したら、プッタネスカソースを加える。ひと煮立ちしたら、④の豚肉を戻し、時々転がしながら、4~5分火を入れる。
- ⑥器にソースを敷き、半分にカットしたポークルーローを盛り、パセリのみじん切りを散らす。
<ポイント>
- ✓シュレッドチーズは細かくしておくことで、キャベツなどと馴染みやすくなり、溶けてつなぎの役割になってくれます。
- ✓豚肉を巻く際は少しきつめに巻き、巻き終わりを下にして焼くことで、ほどけることなく形よく作ることが出来ます。
- ✓プッタネスカソースにしっかりとお味がついているので、ファルスや豚肉には塩をし過ぎないように注意してください。
※レシピや写真の転載・転用・転売は固く禁じます。
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