イタリアット パスタソースで作るアレンジレシピ vol.3
鶏むね肉のコルドンブルー アラビアータソース

コルドンブルーの写真

2023年リニューアルしたItali@ - イタリアット - パスタソースシリーズ。 一回目はパスタで召し上がっていただいて、二回目をアレンジメニューで楽しんでいただく、そんなレシピを料理研究家の西祐子さんに教えていただくシリーズ。 今回は「おこりんぼ風」という意味を持つ、日本でも人気の辛いアラビアータソースを使用します。

目次

鶏むね肉のコルドンブルー
アラビアータソースのレシピ

今月ピックアップするItali@-イタリアットのパスタソースは、アラビアータ。唐辛子の辛みがしっかりと効いたこのアラビアータソースに合わせて、フランスのチキンカツ『鶏むね肉のコルドンブルー』をご紹介します。

青いリボンという意味で、私の出身校 ル・コルドンブルーと同じ名前がつく料理ですが、肉を薄く叩いて、ハムとチーズを包んで揚げたフランスの定番料理。衣がついた状態で、マルシェでも売っていたりします。フランスでは仔牛を使うことが多いですが、今回は鶏むね肉で。パサつきがちな鶏むね肉がジューシーに仕上がります。中に包むだけでなくパン粉にもチーズを使うことでより香ばしく、たっぷりのチーズがピリッとしたソースの辛みをまろやかにまとめてくれます。

<材料>

2人分

イタリアット
アラビアータ
100g
鶏むね肉
1枚(250~300g)
ロースハム(薄切り)
4枚
シュレッドチーズ
40g
粉チーズ
50g
パン粉(乾燥のもの)
適量
薄力粉
適量
溶き卵
1個
パセリのみじん切り
適量
揚げ油
適量
黒胡椒
適宜

お好みでベビーリーフなど

<下準備>

  • 市販の乾燥パン粉をフードプロセッサーなどで細かくして、目の粗いザルでふるっておく。
  • シュレッドチーズも細かく刻んでおく。
材料の写真

<作り方>

  1. 鶏むね肉は皮を取り、筋や白い膜があればきれいに取り除く。2つに切り、観音開きのように開いて厚みを均一にして、肉叩きなどで軽く叩いて薄くする。
行程の写真
  1. ①の鶏むね肉にロースハムを少し重なるように並べ、細かく刻んだシュレッドチーズをのせる。チーズが出ないように形よく折りたたむ。少し手でプレスするようにくっつけると良い。冷蔵庫で15分ほど休ませる。
行程の写真
  1. パン粉と粉チーズは合わせておく。
  2. ②の鶏肉に胡椒をして、薄力粉→溶き卵→③のチーズパン粉の順に衣をつける。
行程の写真
  1. フライパンに油を温め、170℃くらいの低めの温度でじっくりと揚げ、最後温度を上げて色よく揚げる。網に取る。
  2. 小鍋にアラビアータを温め、パセリのみじん切りを加える。
  3. お皿に⑥のアラビアータソースを敷き、揚げた鶏むね肉をのせる。お好みでリーフサラダなどを添える。
コルドンブルーの写真

<ポイント>

  1. パン粉を予め細かくすることで、油の吸収を抑え、さっくり軽く揚げることが出来ます。
  2. 鶏むね肉は、ハムやチーズを挟んだら冷蔵庫で休ませることで、バラバラになることなく形よく揚げることが出来ます。
  3. 具材にも衣にもチーズを使用し、アラビアータがしっかりした味なので、鶏肉に塩をする必要はありません。

合わせたワイン

UMANI RONCHI / “LH2“ Metodo Classico Extra Brut
ウマニ・ロンキ / “LH2“メトド・クラッシコ・エクストラ・ブリュット

シャンパーニュと同じ製法の瓶内二次発酵で造られるスプマンテ。以前『CAPUTOで作るフランスの粉もの vol.5』でもご紹介したことのある、私の好きな造り手さんの、イタリア中部のマルケ州のワイナリー ウマニ・ロンキのものです。 シャルドネとヴェルディッキオを約32ヵ月もの間澱と共に熟成しているので、酵母からくる焦がしたパンのような香りがまさに、かりっと揚げた衣と好相性。軽快な泡と穏やかな酸が、揚げ物を軽やかにすっきりまとめてくれる印象です。 余韻も長いので、食事を通して楽しめる1本です。

ワインの写真

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※掲載されている表記やパッケージは、お届け商品と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。

今回ピックアップした商品

商品画像

イタリアット(旧モンテベッロ) パスタソース・アラビアータ /400g

550円(税込)

商品コード:2782

商品画像

ウマニ・ロンキ LH2 メトド・クラッシコ・エクストラ・ブリュット /750ml

5,405円(税込)

商品コード:6722

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