イタリアット パスタソースで作る
アレンジレシピ Vol.7 –
トマト&リコッタ
手軽に使える反面、一度に使い切るのは難しい瓶入りのパスタソース。残ったソースを活用して、パスタ以外の料理にアレンジしてみませんか?イタリアットの人気パスタソースを使って、簡単に作れるとっておきのリメイクレシピを、料理研究家の西祐子先生にご紹介いただきました。今回は「トマト&リコッタ」を使った、一人分から作れる焼きロールキャベツです。
トマト&リコッタで作る、焼きロールキャベツ
今月からはItali@ - イタリアットのパスタソースを使ったアレンジレシピをいくつかご紹介します。最初にピックアップするのは、イタリア産のトマトとリコッタチーズを合わせた「トマト&リコッタ」。このソースで、今が旬のキャベツを使った焼きロールキャベツをご紹介します。 イタリアットのパスタソースは、本来茹でたパスタと和えるだけで美味しい一皿に仕上がる完成されたソース。その中でもこのリコッタチーズ入りは、コクのあるリコッタチーズがたっぷり入っているのが特徴なので、ファルシの味付けは控えめにするのがポイントです。また、キャベツを2重に巻くことでファルシはジューシーに、そして焼くことでキャベツの甘みが引き立ちます。レシピではキャベツを茹でて作っていますが、レンジで加熱してもOK。レンジを使ったら、火を一切使わずに作れるという手軽さ。あとはオーブンにお任せです。大勢のごはんはもちろん、小さな耐熱皿を使えば一つからでも作れるので、ひとりやふたりごはんにもおすすめです。 合わせたワインは、ジューシーで口当たりのまろやかなヴァルポリチェッラ・リパッソ・ヴァルパンテーナを選びました。余韻も長くリコッタチーズのコクとキャベツの甘さを上品にまとめてくれます。家庭料理をちょっと格上げしてくれるような赤ワインです。 あまり料理に時間を掛けたくないけど、美味しい一皿とワインで食卓を整えたい!そんな時にぴったりのイタリアットのパスタソース。ぜひアレンジレシピもご一緒にお楽しみください。
<材料>
4個分
- キャベツ
- 8枚
- A 牛豚合いびき肉
- 200g
- 塩
- 小さじ1/4
- 生パン粉
- 10g
- 牛乳
- 大さじ1
- 全卵(L玉)
- 1個
- 玉ねぎ(みじん切り)
- 50g
- 黒胡椒
- 少々
- ナツメグ
- 少々
- 粉チーズ
- 15g
- パセリ(みじん切り)
- 1枝分
- B ITALI@ パスタソース
・トマト&リコッタ - 240g
- オリーブオイル
- 小さじ2
- 水
- 大さじ1
- タイム
- 適量
<作り方>
- 生パン粉に牛乳を浸しておく。
- オーブンを180℃に予熱する。
- 湯を沸かし、塩を少々加え(分量外)、キャベツの葉を茹でる。ざるに取り、水気を切る。芯の部分を薄くそぎ落す。そぎ落とした部分は細かく刻む。
- 合いびき肉に塩を加え、粘りが出るまでよく練る。
- ④に①のパン粉と③のキャベツの芯を刻んだもの、粉チーズの2/3量、残りのAの材料を全て加えてよく練り混ぜる。4等分にする。
- ③の茹でたキャベツで⑤の肉だねを包む。もう一枚で更に包む。巻き終わりを下にする。
- 耐熱容器の中でBのトマト&リコッタソースとオリーブオイル、水をよく混ぜ合わせる。
- ⑥を並べて、残りの1/3量の粉チーズをふりかけ、タイムをのせる。オリーブオイル(分量外)を少々ふりかける。
- 180℃に予熱しておいたオーブンで、35~40分焼く。
<ポイント>
- ✓キャベツの葉は、小さいものと大きなものを組み合わせて、最初に小さいもので巻き、次に大きなもので巻いてください。
- ✓ココットなど小さな耐熱容器を使えば、1つずつ作ることも可能です。その際は、1つにつきトマト&リコッタソースを60gほど使うと良いです。
合わせたワイン
BERTANI / Valpolicella Ripasso Valpantena ベルターニ / ヴァルポリチェッラ・リパッソ・ヴァルパンテーナ
アマローネの名門ベルターニの作る、ヴァルポリチェッラ・リパッソ。口に含むと、熟した赤い果実の香りやバニラ、スパイスの香りが広がります。しっとりなめらかなテクスチャーで余韻も長くエレガントな印象です。フレッシュさもありながら、とてもまろやかな口当たりなので、家庭料理に合わせやすいタイプ。冬の終わりの食卓に、熱々のオーブン料理と一緒にぜひゆっくりと楽しんでいただきたい赤ワインです。
今回ピックアップした商品
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