イタリアット パスタソースで作る
アレンジレシピ Vol.9 –
プッタネスカ

和えるだけで美味しく仕上がる、イタリアットの人気パスタソース。「瓶入りのパスタソースは一度に使いきれない」という方におすすめの、パスタ以外へのアレンジを、料理研究家の西祐子先生に教えていただきました。今回は“娼婦風”という意味を持つピリ辛のプッタネスカソースを使った、絶品バゲットグラタンのレシピをご紹介。マカロニなしでも、余ったパンで美味しく作れる、とっても簡単なレシピです。
プッタネスカで作る、バゲットグラタン

今月のITALI@ - イタリアットのパスタソースを使ったアレンジレシピは、プッタネスカをピックアップします。プッタネスカソースとは、トマトにグリーンやブラックのオリーブ、ケッパー、アンチョビを加えたイタリアットのパスタソースの中でも特に旨味が凝縮された味わい深いソースです。以前は春キャベツを使ったメイン料理ポークルーロー(vol.1) をご紹介したので、今回はより手軽に作れる「バゲットグラタン」をご紹介したいと思います。 このバゲットグラタンは、食べきれなくて翌日少し硬くなってしまったバゲットでもしっかりとプッタネスカソースの旨味を吸ってくれるのがポイントです。野菜は冷蔵庫にあるもの何でもOK。季節に応じてたけのこやグリンピースなど春野菜で作ってもいいし、夏は茄子やズッキーニ、パプリカもおすすめです。その際は、レシピ同様それぞれ固めに下茹でしたり、ソースと一緒に炒めてからオーブンに入れるようにしてください。 冷蔵庫にある野菜や余ったバゲットなどで手軽に作るバゲットグラタンだから、合わせるワインも気軽に楽しめるものを選びました。選んだのはトスカーナの老舗ワイナリー、メリーニの作るキアンティ。とても親しみやすい味わいで、フレッシュな酸味と心地よい果実味のバランスが取れたコスパの良い赤ワインです。 とても味の完成されたイタリアットのパスタソース プッタネスカ。まずはパスタで味わって、次はバゲットグラタンにアレンジしてみてはいかがでしょうか?ぜひお試しください。
<材料>
3~4人分 / 17cm四方のグラタン皿使用
- バゲット
- 1/2本(約90g)
- 玉ねぎ
- 1/4個
- ピーマン
- 1個
- しめじ
- 50g
- ツナ缶
- 1缶(約70g)
- ブロッコリー
- 70g
- ITALI@ パスタソース
プッタネスカ - 1/2瓶(200g)
- オリーブオイル
- 大さじ2
- 水
- 50cc
- モッツァレラチーズ
- 1個
- 黒胡椒
- 適量

<作り方>
- バゲットは3~4cmのひと口大に切る。

- 玉ねぎは繊維に沿ってスライスする。ピーマンは繊維に逆らって5mm幅に切る。しめじは小房に分ける。
- ツナ缶は油を切っておく。
- ブロッコリーは小房に分け、3分程固めに茹でる。
- フライパンに分量のオリーブオイルを熱し、玉ねぎを炒める。しんなりしたら、ピーマン、しめじ、ツナの順に加えて炒める。

- ブッタネスカソースと水を加え、沸騰したら中火弱で3分程軽く煮詰める。

- 耐熱皿に⑥を少し広げ、その上に①のバゲットと④のブロッコリーをのせる。残りの⑥を上から流し入れる。モッツァレラチーズを手でちぎってのせて、黒胡椒を少々ふり、オリーブオイル(分量外)を回しかける。

- 200℃に予熱したオーブンで15~20分程焼く。


<ポイント>
- ✓プッタネスカソースの味がしっかりと整っているので、他に塩などの調味は必要ありません。
- ✓ツナの代わりにベーコンやひき肉など、野菜もお好みのもので代用してください。
合わせたワイン
Melini / "Floregia Viola"Chianti メリーニ / “フロレジア・ヴィオラ”キアンティ

300年の歴史を持つ老舗ワイナリーのメリーニが造るキアンティ。フレッシュな酸味と瑞々しい赤い果実やお花のような華やかさもある、柔らかな口当たり。バランスに優れた親しみやすい味わいが特徴です。軽快な飲み心地なので、これからの季節気温が上がってきても軽やかに楽しめるタイプ。軽く冷やして飲むのがおすすめです。コスパの良さも魅力で、どんな料理にも合わせやすいデイリーワインです。
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